休日は元から働く義務がない日をいい、休暇は働く義務があった日を労働者の申し出によって、これを免除する日をいいます。
休日は契約上、元から「シロ」の状態で、労務提供義務がない日をいいます。一方で休暇は、労務提供義務がある労働日を、従業員の申し出あるいは会社の許可によって免除され、「クロからシロ」に変わる日をいいます。
この違いによって、影響を受けるのが『残業代の単価』です。
残業代単価の計算方法には数パターンありますが、月給額を労働日で割算をするので、休日が多く労働日が少ないほど、残業代の単価額が上昇していきます。
休暇と休日の違いをあまり意識せずにいると、本来の金額よりも高く残業単価を設定してしまうことになりかねないので、注意が必要ですね。
